地勢
学園前は奈良県の北西部、奈良市と生駒市の境界付近に位置する。地域の核となる学園前駅は奈良市の西部にある。学園前駅から直線距離で奈良市役所までは約5km、生駒市役所までは約4.5km離れている。大阪市中心部から25km圏内、京都市中心部から40km圏内、奈良市中心部から10km圏内に位置するため、学園前駅から電車に乗車すると近鉄難波駅まで30分弱、京都駅まで40分強、近鉄奈良駅まで約10分の所要時間で到着できる。学園前に位置する住宅地と学園前駅間は路線バスを利用して移動できる。 さらに2006年に開通した近鉄けいはんな線を利用すれば学園前駅の北約3kmに所在する学研奈良登美ヶ丘駅や北西約4kmに所在する学研北生駒駅から大阪市営地下鉄本町駅まで40分弱で移動できる。 学園前駅には奈良市役所西部出張所が設置されており、奈良市西部地区の行政サービスの拠点となっている。
範囲
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学園前は学園前駅を最寄駅とする一帯の地域名であると認知されており、自治体の資料[3][4]、新聞[5][6]、住宅情報誌[7]などにその名が登場する。しかし、自治体が告示などで定めた正確な地名ではないため、学園前の範囲は一意に定義できない。1982年に発行された参考文献[8]では当時の奈良市西部出張所長への短いインタビューを交え、学園前の範囲には以下の3説があると述べている。
主導で開発を行った近鉄がお墨付きを与えた地域。
奈良市役所西部出張所管轄の行政区画(富雄、あやめ池、学園、登美ヶ丘)のうち学園地区、登美ヶ丘地区に相当する地域。
学園前駅を利用する人々が住む範囲。学園前駅行バス路線の始発地点を含む地域。
1970年に発行された参考文献の中で森田勝(元学園地区自治連合会長で当時の奈良市議会議員)は学園前の範囲を定義するのは困難であると前置きした上で、上記 3. の説では漏れる地域があるとし「学園前駅前のショッピングセンターを利用される方々の住む範囲」を学園前と定義している
地形
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学園前のある奈良盆地西端の丘陵地帯は、西から東へ、主脈の生駒山地、矢田丘陵、そして西ノ京丘陵と続く。生駒山地は海抜平均400m、矢田丘陵は海抜200-300m前後、一番東の西ノ京丘陵は海抜100m前後で、奈良盆地へ至る。学園前はこの丘陵地帯のうち、西ノ京丘陵に所在する。
西ノ京丘陵の東側には平城京の西の堀川と呼ばれた秋篠川が南北に流れ、西側には聖徳太子の時代、富の小川と呼ばれた富雄川が南北に谷を形成している。西ノ京丘陵は秋篠川と富雄川に挟まれ、南北に細長い形をしている。北方の京都府南部付近が一番東西に幅広く丘陵が広がっており、奈良市に入ると幅4km程度、南下するほど幅が狭くなり、最終的には幅1km程度で郡山城付近に達している。丘陵の南北の全長は約18km[15]である[16]。